Approach

アプローチ

拓く→拡げる

社会課題解決型のビジネスアイデアを集め、それらのアイデアが事業化するまでサポートを行うことで、
多様な課題を解決する新たな仕組みを拡大させます。

相手国政府と共同の地域総合開発

バングラデシュ

1971年の独立以来、内戦の影響などでごく最近まで最貧国とされてきたバングラデシュ。
首都ダッカは人、車、人力タクシー(リキシャ)であふれかえるなど、目覚ましい発展により混沌とした活気に満ちています。その一方で、農村部に目を向けると、いまだに貧困ライン以下の生活を余儀なくされる人々がかなり多くいます。

この国の持つ大きな可能性を実現するためには、エネルギーあふれる1億6000万人の力を余すところなく活用することが必要です。その礎を作るための一つの取り組みとして、私たちは中央政府や地方自治体の人材の能力強化を支援してきました。そして、これら人づくりの支援からさらに開発のインパクトを拡げるために、政府と直接契約をして地域開発のインフラプロジェクトを手がけています。

例えばプロジェクトを実施している北東部のメグナ川上流にあるハオール地域。ここは湿地帯で水に恵まれ自然豊かな美しい土地です。しかし、雨期には多くの土地が水没し、日々の移動は手漕ぎボートしかありません。ごくわずかに水没を免れた陸地に掘立小屋と田畑をつくり、限られた収穫を頼りに多くの人が身を寄せ合って生きています。豊かな自然は時に猛威を振るい、そこに住む多くの人々の生活を脅かしてきたのです。

私たちは、政府の機能強化や洪水防止の治水事業にとどまらず、雨期に水没する村落道路の補修・整備事業、そして生計向上のための漁業やその他産業を支援し続けることで、徐々にその開発のインパクトを拡げています。この美しいハオール地域と人々が共存する道筋を描き、その目標を達成するために、大きなインフラプロジェクトに取り組んでいるのです。

このように、人づくりから始まり、地域の総合開発へ大きくその社会インパクトを拡げています。この国から貧困がなくなるよう、これからも様々な支援を進めていきます。